洗濯物を干したい。
空模様は曇り。
天気予報アプリをチェックすると今日は晴れはしないが雨は降らない様子。
まあバスタオル数枚と衣類2日分ならなんとか乾くでしょう、と洗濯機を回すと、途端に小雨が降り始める。
私が雨女なのか、それとも夫が雨男なのか、それとも我が家が「とくせい」が「あめふらし」のカイオーガ一族*1なのか。真相はわからないが、とにかく我が家が洗濯物を干した途端or洗濯機を回し出した途端に雨が降り出すことが多い。
「当たる天気予報アプリはないものか……」とモヤモヤしながらも過ごしていた数年前、ケトルという雑誌のコラムで雨雲レーダーというものがあると知った*2。
雨雲レーダーは、現在雨雲がどこにあるかの確認と、数時間後にどこに移動するか、発達はするのか、の予報が見れる。
確かそのコラムでは「雨雲レーダーを観ながら、数時間後の天気を自分で予想できるようになったのが面白い」って書いて気がするんだけど、私は単純にシークバーを動かすと、雨雲の動きが見れるところに面白みを感じた。
それからは、ずっと天気の確認は雨雲レーダー。
天気予報的な使い方はもちろん、暇な時にアプリを立ち上げて、ただただ雨雲の位置を確認するだけでも楽しい。
「東京は晴れてるけど西日本は雨が降ってるんだなぁ」とか「海に雨が降ってる……」とか。
当たり前だけれど、現在自分がいない場所でも雨が降る、私が見ていない場所でも時間は進んでいる、ということが時折すごく不思議になって、行ったことのない、何があるのかも知らない、ただ現在雨が降っているということだけがわかる場所に対して、ぼうっと思いを馳せたりしている。